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木瓜に葡萄

sometsuke最近やけに、染付の器に目が行ってしまう。焼物については、盆栽のお道具本を作ったときに種類や製法をほんの少しかじった程度。染付なんて言葉も使うのがはばかられるほどの素人なんだけど。

私はずっと、磁器ならカラフルな色絵のモノが好きだった。日本の焼物のなかでは、華やかな図柄と大胆な色合わせが特徴の九谷焼がお気に入り。いつか久谷の古い器をいろいろ買い集めたいと思っていた。

ところが、昨年あたりから白地に藍の染付もいいな、と。それなら伊万里…だよなぁ~、なんて思うようになり、古道具屋さんをちょこちょこのぞくようになってしまった。ド素人なので、高級な骨董屋さんへ飛び込む勇気はまだない。古道具屋や雑貨屋で、数百円の器を買う程度。それも、何焼かハッキリわからないモノだったり。

まあ、自分がヨイと思えばOK!ということで、安いものをラフに飾って楽しんでいる。写真右側は近所の雑貨屋で購入したモノ。蕎麦猪口だと思うが詳細は不明。この柄がすごく気に入ってしまい、衝動買いしたものだ。

丸みのある菱形のような、横長の枠のなかに葡萄の絵が描かれている。この図柄は木瓜(もっこう)といって、中国から伝わったとされる伝統的な文様だ。とても優雅な形で、私が好きな文様のひとつ。そのまわりに描かれた唐草の文様は蛸唐草というらしい。これも古い文様で、伊万里焼などにもよく使われている。

この器はなんとなく飾りとして使っているが、最近は、食卓で使う器も白地のシンプルなモノを好むようになり、派手なモノはあまり使わなくなった。なんだろう、この心境の変化は。その反面、洋服やバッグは以前あまり身につけることがなかったピンクやオレンジを選んでみたり。使ったり、空間を彩るモノはさらにシンプルに、そして、身につけるモノには彩りを加えて。これはこれで、バランスがとれているのかな。

photo/この蕎麦猪口にはカラフルな毛糸をつっこんで、適当に飾っている。左側は中国の小さな茶器。

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