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メドウセージ、じつはガラニチカ

meadow-sageバジル、タイム、オレガノ、ミント、セージ…シソ科の植物には夏の日差しがよく似合う。同じシソ科のメドウセージがこの夏も順調に育ち、毎日花をつけている。濃紫のインパクトのある花色。セージとよばれているが、これは観賞用のサルビアだ。

セージとサルビアの関係は、非常にややこしい。基本的にはどれもシソ科のサルビア属で、食用ハーブとして有名なコモンセージは正式名サルビア・オフィシナリス。つまり、これもサルビアの一種ということ。コモンセージは英名であり、一般的な通称名として広まった名前である。メドウセージはサルビア・ガラニチカ、チェリーセージはサルビア・ミクロフィラという本名を持っている。

サルビアには非常にたくさんの種類があり、似たものも非常に多い。そのなかにセージが含まれているのだが、セージという名前自体が一人歩きしていてうまく整理されないまま流通し、ごちゃごちゃになってしまっている。植物の表記は、正式名である学名、品種名、流通名、商品名などが入り乱れているため、よく混同してしまう。

じつはこのメドウセージという名称も、間違いとか。本来のメドウセージはサルビア・プラテンティスという青い小花のサルビア。サルビア・ガラニチカがメドウセージとして広まっているのは日本だけ? 要するに誤用というものらしい。

私はガラニチカが主張の強い紫の花をガンガン咲かせる姿が好きなのだけど、この強さ、たくましさはほかの植物を蹴散らす勢い。ちょっと突進型のイメージなので、名称の間違いもどこか納得できるような感じだ。今年もすでに、丈1mをゆうに超えている。水切れするとすぐに葉を落とすくせにやたら態度がデカい、豪快なヤツである。

photo/龍や蛇の頭のような、個性的な花の形。自己主張の強い、うちのメドウセージ(サルビア・ガラニチカ)。

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