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コレクティブルズ

fireking-ransom-sunsetハンドルの、このキュッとしたライン。ぽってりとしたカップとの絶妙なバランス。

60年ほど前にアメリカで作られたFire-Kingのカップ&ソーサー。私は、このセットが大好きだ。工場で大量生産された日常使いの器。時代的にも、芸術的価値からも、当然ながら「アンティーク」とは呼ばれていない。古きよきアメリカで生まれた「コレクティブルズ」である。

ミルクグラスのやさしい質感が、なんともいえず和み系。丸っこくて、かわいらしいデザイン。Fire-Kingの食器は気取った食卓には似合わない。キュートなウェイトレスのお姉ちゃんが「おまたせ~!」とか言いながら、テーブルに大小の皿と大きなカップをドカドカ並べていくようなイメージがぴったり。まさに映画「アメリカングラフティ」の世界そのものだ。

fireking-ransom最近、アメリカものではFire-KingやPyrex、イギリスものではSusie Cooperといった数十年前に生産されたコレクティブルズが注目されていて、価格がずいぶん上がっている。ちょっと前まではFire-Kingのマグカップなんて、古着や雑貨ショップに1000円以下でごろごろ転がっていたんだけど。

Susie Cooperもずいぶん高くなってしまった。ここ数年はちょっと異常なもてはやされぶり。20~30年代の手描きシリーズなどはアンティークとして扱うお店も多い。私は60年代のWedgwood製のものを手に入れたいのだが、状態のよいものはそう多くは見つからないし、これですら今やそこそこのお値段だし…。

ふだん使いはコレクティブルズにして、というのもあまり現実的ではなくなってきたような。Fire-Kingのデミタスなんかも、熱烈にほしいんだけどなぁ。

photo/Fire-King 1700 LINE Ramsom cup & saucer, color:Ivory。1946~1958年生産のシリーズで、うちにあるこのセットの刻印はカップもお皿も「OVEN FireKing GLASS」。40年代後半らしい。光の具合によって、色がこんなに違って見える。Fire-Kingはジェダイが定番だけど、アイボリーもヨイよ~。

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