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山鉾巡行

Huneboko終日、京都はざんざん降りの大雨。祇園祭の山鉾巡行は、この雨のなかで行われた。

Kikusuiboko今日は仕事を離れて、個人的に祭を見に行った。祝日でもあり観光客は多いが、大雨のためか、思ったほど混雑してはいない。四条や烏丸、御池通りでも、人はたくさんいるものの、ぶつかったり押し合ったりすることもなく、自分のペースで歩きまわることができた。いらち(大阪弁で「せっかち」の意)な私でも、ストレスを感じることがなく。これは雨のおかげか。

四条烏丸のスタート地点を少し見て、あとは御池通りでじっくり見た。山鉾の豪華な調度品にはビニールがかけられていて、どれもはっきりと見られず、残念。今年は曳き初めも宵山も見たけれど、ずっと天気が悪くてビニールが外されることはなかった。お囃子さんが乗り、祇園囃子とともに勇壮に通りを進む鉾の合間に、こぢんまりとした山が3基ずつ続く。この雨のなか、濡れながら静かに練る山たちは、なかなか儚げで独特の味わいが。

Housyoyama祇園祭は貞観11年(869)、疫病の災厄を祓うために祈願したことから始まったお祭で、応仁の乱後の明応9年(1500)に再興されて以来、現在行われているような山鉾巡行を初めとした様式が定着したという。数々の変遷はあるにせよ、今のような形になって500年余。さすがに京都である。

この雨はまだ続くようだ。各地で大きな被害が出ている。祇園祭の山や鉾は、疫病の災いを集め、それを祓うために都大路を巡行する。この雨の災厄も長刀鉾のひと太刀で、祓ってしまえないだろうか。夕方の新幹線で帰京。東京も雨。

photo/上・四条烏丸を通過する船鉾。とても美しい姿の鉾だ。宵山で船鉾のちまきを購入。玄関にかけて厄払い。
中・モダンなお囃子がカッコいい菊水鉾。しかし今日は雨でお囃子もあまり響かず。御池通り。
下・平井保昌が和泉式部のために紅梅を手折ったという伝説に由来する保昌山(ほうしょうやま)。ビニールかぶった保昌さんの姿があはれ。御池通り。

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