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元禄忠臣蔵 第二部

17日16時半〜、「元禄忠臣蔵[第二部]」@国立劇場大劇場。意外にも空席がちらほら。

国立劇場40周年記念の「元禄忠臣蔵」。11月は3ヶ月連続上演の真ん中で、大石内蔵助に坂田藤十郎。京都の山科に隠遁し伏見で遊興三昧の内蔵助を、藤十郎サンが嫌味なく演じていた。

藤十郎サンのキャラ的に、コテコテな内蔵助になりそうで厳しいかも…という先入観があったのだけど、濃いなりに、とても味わい深い人物になっていて、最後までしっかりと感情移入しながら観ることができた。しかし、あまりに人間味にあふれ、端から見ると隠し事がバレバレな人のようにも見えたりして、そこはちょっとマズいと思ったが。

徳川綱豊の梅玉サンが秀逸。先月は浅野内匠頭を演っていたが、梅玉サンはこっちの殿様のほうが断然イイ。第三幕の梅玉、翫雀(富森助右衛門)、扇雀(中臈お喜世)の3人のシーンが見ごたえあり。主役の内蔵助がいないパートだが、すごく厚みがあって、今日の中でいちばんよかったと思う。

休憩時間にロビーをぶらぶらしていたら、受付に扇千景サンを発見。ファミリーが揃っちゃいました。翫雀&扇雀は、藤十郎&千景そのまま。本当にそっくりだ。

本日の最大のお目当ては、内匠頭の未亡人・瑤泉院に扮する時蔵サン。出番はそう長くはなかったけれど、存在感はさすが。品あるなぁ…。キレイだった。松也サン(堀部安兵衛)もカッコよかったです。あと、ハマっていたのは愛之助サンかな。大石主税と羽倉斎宮の二役。憎まれ役(義士たちを支援する漢学者だが内蔵助の動きが見えず、不満を抱いている)の羽倉がなかなか。意地悪な役柄も似合うのか。

先月の吉右衛門サンとは、まったく異なる藤十郎サンの忠臣蔵。吉右衛門びいきの私だが、人情劇という観点からすれば、今回のほうが断然おもしろかった。前回のクールな世界観も、もちろんよかったけれども。今回は討ち入り前夜まで一気に進み、いよいよ来月で完結。年末で仕事がどーなっているか考えるだけでも怖いのだけど、もちろん観に行きます。幸四郎サンの討ち入りはテンション高そうだな〜。三津五郎サンや信二郎サンの出演も楽しみだ。

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