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勉強会

Syamisen_1佐門会勉強会@内幸町ホール。

初めての出演で、朝からドキドキ。佐門の紋(上がり菱藤)に染め変えたばかりの黒紋付を着る。要領を得ず時間ばかりかかってしまうが、最近は自分で着物を着るようにしている。髪が長かったときは美容院で結ってもらったりしたけれど、最近、ばっさりショートにしてしまったので今回はワックスで適当に。着付けも自前だし、いきなりラフな準備ですみません…諸先輩方。

勉強会は佐門会員すべてが参加できる無料公開の演奏会。とはいえ、幹事の方々も出演されるわけで、下浚えももちろん本番もシビアなステージである。お浚い会しか出たことがない私にとっては、未知の領域だ。

私が参加させていただいたのは「春興」という二重奏曲。手はそう難しくない。だからこそ、勘どころも撥さばきもきちんとしなくてはいけない曲。お稽古や下浚えで弾けば弾くほど、わが身の未熟さを痛感させられた。同時に、合奏のおもしろさも実感。人と合わせて弾くのは楽しい。まあ、それ以前に私の場合は、みんなの足を引っ張らないようにしなくちゃ!と、まず必死なわけデスガ…。

他の先輩方はそれぞれ別の曲も担当されていて、「春興」は本日のトリ。メインの曲を終えた方々が安堵の表情を浮かべるなか、私はかえって緊張が募る。また、本番直前に三の糸が駒切れしたりして慌てたが、周囲の方々のフォローもあって(ありがとうございます! そして家元、申し訳ありません。幕直前にお手をわずらわせてしまいました…)、「春興」は無事演奏終了! もちろん、ミスはいろいろいたしました←開き直り(^_^;)。が、他の演者さんたちの音や演奏している自分そのものを客観的に捉えられた瞬間があって、三味線を弾いているのがとても楽しく思えて。この感覚は、昨年6月のお浚い会で国立小劇場の舞台に上がったときにも得られたもの。下浚いでは感じなかったもので、本番特有の「気」というか、緊張が生み出す空気感なのだろうか。

今日は初めて尽くしでとにかくすべてが新鮮。ここは新米たるもの、じっと控えるべきところだろうが、生来の好奇心が首をもたげてすっかり観察モードになっていたりして。楽屋で、舞台で、会場で自分なりにいろいろと見、聞き、学ばせていただきました。さまざまなご指導、ご助言をいただいた先生方、先輩のみなさま方に感謝。お稽古、頑張ります~。

photo/演奏会用の揃いの胴掛けは薄紫色。音緒と紐もオリジナルで染めたものという。

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