AGATSUMA!
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最近、またハマりぎみ。1日に1回はグレン・グールドのピアノを聴いてしまう。
邦楽・洋楽ともにいろいろなジャンルの音楽を聴くが(基本はハードロックと長唄だけど!)、クラシックではJ.S.バッハの楽曲を聴くことが多い。楽理的にどうとか、高尚な分析はさておき、バッハの曲は聴いていて心地よいと感じるものが圧倒的に多いので、大好き。「ブランデンブルク協奏曲」「ゴールドベルク変奏曲」「平均律」「フーガの技法」などは本当によく聴く。常に新しい発見があるし、飽きない。さすが古典だと思う。
グレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲(BWV988)」は、55年と81年の録音の2バージョンがある。どちらもグールドのピアノだが、その解釈がかなり違っていて、まったくの別モノに聴こえる。勢い&パワーを感じる55年盤がずっと好きだったのだけど、最近、落ち着いたテンポと音色の81年盤をより好むようになった。iPodでよくリピートするのもこちらのバージョンだ。
この演奏はグールドが理解し、表現する「ゴールドベルク」だ。作曲されたのは1754年。250年も前になる。タイムマシンがあれば、その時代に遡って、バッハとその弟子であるJ.G.ゴールドベルク(クラヴィーア奏者。この曲名は彼にちなんだものという) の演奏をぜひ聴いてみたい。そもそも、この曲は在ドレスデンのロシア大使・カイザーリンク伯爵の依頼による“眠りのための音楽”だったとか。心地よさに納得。当時の演奏は今、我々が考える以上にのんびりしていたのかも。
photo/GLENN GOULD:THE COMPLETE GOLDBERG VARIATIONS 1955&1981 A Stage of Wonder
3枚組みのメモリアルエディション。ボーナスディスクに収録されている、グールド演奏のGod save the King(Queen)+The Star-Spangled Bannerもイイ! イギリス&アメリカ国歌の融合。55年録音のスタジオ・アウトテイク。
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23日、NHKホールで行われた、SHOW-YAの「大復活祭」LIVEへ。
デビュー20周年。初期メンバーが揃うのは14年ぶりという。とにかく、無性に嬉しくて。今日は仕事の縁もあってお伺いしたのだけど(Tさん、そして恵子姐さん、ありがとうございました)、プリプリよりショーヤ派だった私にとって、今日のライブは完全にプライベートモード。
もちろん懐かしい曲ばかりなんだけど、それがやけにパワーアップしているというか、ただの懐古の情で終わっていないところがスゴイと思った。年齢とか時代とか、そんなものは関係ない。SHOW-YAは、やけに骨太のヘビーな音を出す実力派の女性バンド。男顔負けのバリバリのロックは健在で、力強い。
それにしても、ZEPPELINに始まり、終わるという演出は驚き。いやあ、よかったっす~。ハードロック(あえて言うが、ヘヴィメタではない)、最高!
明日はQUEENが来日する。20年ぶりの日本公演。うーん、フレディのいるQUEENが観たかった。今日はロックで楽しく、懐かしく、そして少しセンチメンタルな気分。SHOW-YA、LED ZEPPELIN、QUEEN…今晩はCDをじっくり聴いてみよう。
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今晩のBGMは、THEATRE BROOK。本日、取材で話題にあがったのがこのバンド。最新アルバム「Reincarnation」をまだ聴いていなかったので、さっそく帰りに購入し聴いてみた。アルバムは2年ぶりだとか。うーん、当たり前だが最初から最後まで、佐藤タイジって感じ。私にとっては佐藤タイジ=ギタリストというイメージが強いのだけど、このアルバムではボーカリストとしての存在感がすごい。
4人体制(佐藤タイジ/V&G、中條卓/B、沼澤尚/Dr、エマーソン北村/Key)となって、厚みのあるバンドサウンドを前面に出したような感じ。ミシェルガンも解散してしまったし、最近、大人のジャパニーズロックがないなぁと思っていた私にとって、このアルバムは久々の邦楽での大ヒット。あらためてこのバンドのよさに気づかせてくれた、タレントのPさんに感謝。ギターとベースのファンキーなかけあいがヨイ。今どき、ありそうでなかなかないオーソドックスなロックなのがうれしくてたまらない。ジャズやラテンっぽいゆるいアレンジも多いので、オーソドックスといえども、いわゆる古典的なハードロックばかりではないけれど。ブラスもけっこう入っているし。
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